2013/11/01
闇は本当に満ちないと、本気で光を求めない


「今の自分に理解できないが、道理だ」という「理不尽」を受け止める。

今の甘い自分が、理解できえない「道理」こそが
「理不尽」なるものであるということ。

人前で泣いていられる間は、まだまだ余裕がある。
その境地は、死ぬほどの「努力」という先に、
己のチカラではどうすることも出来ないという「理不尽さ」を観た者、
どん底を味わった者　

だけが観ることのできる世界かもしれない。

「理不尽」 は、宇宙により与えられ「試練」の中で試される。

「泣かされた」
「耐え忍んで泣いた」
「毎晩枕を涙でぬらす」

よく体験談でオオゴトのように語る人を見るけれど、
涙で解決する世界は、まだまだ深き業（ごう）のエゴの世界。


でも、ある時ふと気が付く瞬間がある。「ここが出発だ」と。
未来を見る者へのシフト。うなだれていた姿勢から、顔を上げる瞬間。

その瞬間、やっと　人生がスタートする。
遊びではない世界で生き抜くことを決意した時、泣く余裕などはない。

厳しい道を踏んで踏んで踏みこえて、真に、厳しさというものを苦悩した上で、

初めて、
―やさしい―

を観た人が、ホンモノなのだろう。

でも、そういう人は、ひけらかさないから、なかなか知ることが出来ないもの。

コチラが、感じ取ることでしかわからない神性。

気が付けるワタシでありたい。
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